2016年にシングル「Broccolli」でブレイクを果たし、今なお勢いそのままにDipleやNeil Youngとのコラボレーションも好評な、愛らしいキャラクターと世界観、歌とラップのハイブリッドで独特の存在感を放つ D.R.A.M (Does Real Ass Musicの頭文字でD.R.A.M)。
本名、Shelly Massenburg-Smith(シェリー・マッセンバーグ・スミス)
今やラッパーも「ラップ」だけじゃなく歌や楽器などハイブリッドにパフォーマンスする人がどんどん出てきますね。そして彼のこのポップ感覚というんでしょうか、基本的には「愛」がテーマですが、こういうヒップホップとポップス的な感覚の幸せな融合はチャンス・ザ・ラッパーが大きな流れを作っていますが、このDRAMもそれに近いものがあります。
あと、タイラー・ザ・クリエイター的なセルフプロデュース力のようなものも際立っていますね。
この辺の潮流はヒップホップの在り方としてすごく健全な気がして個人的にも注目していきたいと思っています。
アルバムは大好評だった「 Big Baby DRAM 」を2016年にリリース。
2018年には「 That’s a Girls Name -EP」が3曲入りでリリース。ファンク色が強い歌ものといった感じ。どの曲もバッチリDRAMの世界観です。
Review(レビュー)
Best Hugs
その「 That’s a Girls Name -EP」から。お気に入り。ChromeoのプロデューサーOligeeによるもの。ハッピー・エレクトロファンクてところでしょうか。MVがちょっとキモカワキモいですね・・・。
WWYD?
Dynastyの“Adventures In The Land Of Music”をベースにしている爽やかファンク。
Sundress
クラシックさのあるディスコファンク。
Cha Cha
Broccoliでブレイクする前、Drakeの”Hotline Bling”に「持ってかれ」てしまった曲。それよりマリオ音が気になっちゃいますね。
因みに”Hotline Bling”
Diplo – Look Back Feat. DRAM
人気DJ、Diploとのコラボ。もうシンガーになってる。ソウルフルなエレクトロバラード。
Chromeo – Must’ve Been feat. DRAM
Chromeoらしいハイテンションでポップなエレクトロファンク。Tuxedo好きなら押さえたいですね。
DRAM & Neil Young – Campfire (from Bright: The Album)
ウィル・スミス主演Netfrix映画「Bright」から。クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングのレジェンド、Neil Youngとの夢のコラボ。
NPR Music Tiny Desk Concert
“Broccoli”や”Cash Machine”など代表曲をバンドセットで披露してくれます!
<SET LIST>
“Cash Machine”
“Cute”
“Sweet VA Breeze”
“Special”
“Broccoli”
<MUSICIANS>
D.R.A.M. (vocals); Rogét Chahayed (keys); Taylor Dexter (drums); Wesley Singerman (guitar).
まとめ
D.R.A.Mでした。この独特の存在感とキャラクターでこれからも活躍のジャンル、領域がどんどん拡がっていくような気がします。