パリのシンガーソングライター、Quentin Guglielmi(クエンティン・グリエルミ)がフロントマンの4ピースエレクトロニックポップバンド、 BLOW (ブロウ)。
Quentin Guglielmiは自身のプロジェクトであるScarlet Queens(ポップロック)、7IK(エレクトロミュージック)に続くバンド形式のエレクトロポップを表現する場として結成され、2017年にEP『Fall In Deep』、2018年ファースト・アルバム『Vertigo』をリリース。
80年代のブリットポップのテイストと、現代的なエレクトロニック、ドリームポップが融合されたハイブリッド・モダンエレクトロが展開されています。
2021年1月にアルバム『Shake The Disease』がリリースされており、若干20歳のパリの新鋭プロデューサー、Crayonをプロデューサーに迎え、前作までのエレクトロニックなテクスチャーは若干抑えつつ、オーガニックなサウンドにヒップホップやR&Bのグルーヴ感をプラスしたことでクエンティン・グリエルミの繊細なボーカルがより際立ったサウンドプロダクトになっており、かなりの秀作となっています。
ではそのBLOWからおススメをご紹介します。
BLOW : レビュー
Shake The Disease ft Anna Majidson
『Shake The Disease』よりタイトルトラック。フレンチポップ・R&Bデュオ、HauteのボーカルAnna Majidsonを迎えてのメロウグルーヴ。
Full Delight
80年代っぽいレトロでスモーキーな雰囲気にグルーヴ感のあるベースラインと浮遊するシンセが印象的。
クエンティン・グリエルミによるエレクトロニックポップバンド、 BLOW (ブロウ)でした。日本ではそこまで取り上げられていませんが(あまりプロモーションもしてないみたいですが)、日本でも人気が出てもおかしくないバンドではないでしょうか。