【定番】 洋楽 70年代ブルーアイドソウル 12選

70年代ブルーアイドソウル AOR
スポンサーリンク

~【定番】洋楽 70年代ブルーアイドソウル 12選~

ブルーアイドソウル“とは60年代中盤あたりからいわゆるブラックルーツのR&B、ソウルミュージックの影響を受けた白人ミュージシャンたちがそのエッセンスを取り入れたサウンドとスピリチュアルなボーカルによって演奏された楽曲のことであり、64年のThe Righteous Brothersという白人デュオによるアルバム『Some Blue-Eyed Soul』がそのルーツだともいわれています。

その後70年代~80年代にかけて一世を風靡したAORや、よりポップシーンへと進化・浸透していくこととなり、90年以降現代においてはもはや白黒なんていう区別なんてものがない時代になっていきますが、今回はその聡明期から成熟期へと向かう真っ只中に位置する70年代ブルーアイドソウルの定番中の定番、12曲を聴いていきましょう。

スポンサーリンク

【定番】 洋楽 70年代ブルーアイドソウル 12選

Janis Joplin – Move Over (1971年)

ジャニス・ジョプリンが精鋭スタジオミュージシャンバンド、Kozmic Blues Bandを率いての71年非シングル作ですがCM(SUZUKI ワゴン R)などでもよく耳にする曲。Otis Reddingに代表されるリズムアンドブルースレーベル、STAXレーベルの影響を多分に受けた作品。

 

Hamilton, Joe Frank & Reynolds – Don’t Pull Your Love (1971年)

この年代のモータウン系グループのような強弱をつけたサビへの展開とキャッチーなメロディ、ソウルフルなコーラスを聴くことができます。

 

The Grass Roots – Two Divided By Love (1971年)

ポップでさわやかなサビが印象的な日本でもヒットした邦題「恋は二人のハーモニー

 

Al Kooper – Jolie (1973年)

ドラマチックな展開がたまらない数々のカバー曲を輩出したアル・クーパー名曲中の名曲。

 

Stories – Brother Louie (1973年)

歌いだしからカッコイイですね~、サビからブレイクのストリングスへの展開とかも秀逸。

 

Tower Of Power – What Is Hip (1973年)

白黒混成バンドなので純粋なブルーアイドソウルではないですが、、、タイトなホーンセクションがカッコいい、どこを取ってもど真ん中のベイエリアファンク!

 

Average White Band – Work To Do (1974年)

この曲はIsley Brothersのカバーなので当たり前と言ったら当たり前ですが、”平均的な白人バンド”と称し全ての曲がR&B・ファンクというギミックが効いたイギリスのバンド。定番ですね。

 

David Bowie – Fame feat. John Lennon (1975年)

グラムロックの帝王によるフィリーソウルに影響を受け挑戦したアルバム『Young Americans』から、ジョン・レノンとの共演で全米No1獲得作。

 

Robert Lamm – love song (1975年)

アメリカを代表するロックバンド、シカゴの創設メンバーでキーボーディスト、Robert Lammの75年ソロ作。この70年代中盤頃からこのようなAORの雰囲気を持つ曲が多くなってきますね。この曲もアダルトでセクシーな雰囲気漂う隠れた名曲。アルバム全体おすすめです。

 

Ned Doheny – Get It Up For Love (1976年)

AORやアダルトコンテンポラリー視点での名曲としても語られるNed Dohenyの名盤デビュー作『Hard Candy』より定番曲!

 

Bobby Caldwell – What You Won’t Do For Love (1978年)

こちらもAOR~アダルトコンテンポラリーの名曲中の名曲として誰もが知っている曲ですね。

 

 

Daryl Hall & John Oates – Sara Smile (1978年)

そしてやはりこの人たちがここから80年代にかけてのブルーアイドソウル界を引っ張っていくことになります。

 

70年代ブルーアイドソウル 定番の12曲をご紹介しました。前半のSTAXやフィリーソウルから後半はAORやコンテンポラリーへと変遷していった時代だったかと思います。ここから80年にかけてよりポップ路線(というよりポップ系のミュージシャンもR&Bの影響を多分に受けているということですね)へと進んでいくことになります。