Back to 90’sと題して90年代のR&Bシーンを年ごとに振り返っていきたいと思います。
このページでは1990年、1991年に続き、1992年のR&Bソングからこの年を象徴する10曲をセレクトしています。
まずは(正確には91年11月)テディ・ライリープロデュースによるマイケル・ジャクソンの『デンジャラス』によってニュー・ジャック・スウィングがポップミュージックとして昇華されたことが特筆。
そして80年代後半以降から続く(当時の)モダンR&Bシーンに新たな旋風を巻き起こし、90年代を象徴するようなグループ、アーティストが生まれる非常にエポックメイキングな年がこの1992年だったと言えるでしょう。
その筆頭がTLCであり、ダラス・オースティンによるアグレッシブさとポップさを兼ね備えたサウンドに若さ溢れる3人のパフォーマンスがティーンエイジャーを中心に爆発的ヒットとなり、その後の90年代フィメールトリオブームの火付け役となります。
また、このころからヒップホップとR&Bのジャンルとしての境界がなくなりつつあり、その中でシーンに現れたのがSean Puffy Combs(現Diddy)率いるBad Boy Entertaimentでありその先鋒ともいうべきMary J. Brigeでしょう。
ヒップホップ側からもArrested Developmentのようなソウル寄りのグループが出てきたのもこの1992年の特徴と言えます。
そして前年から引き続き映画とのタイアップも商業的にも好調であり、Jam&Lewisが全面音楽監修した『Mo’ Money』、エディマーフィーの『Boomerang』、、、ホイットニーヒューストンの『The Bodyguard』はブラックムービーというより一般的なロードショー作品として大ヒットしました。
それでは1992年のR&Bからこの年を代表する10曲を聴いていきましょう。
- 1992年 R&B ベストソング 10選
- #1 Mary J. Blige – Real Love
- #2 TLC – What About Your Friends
- #3 Michael Jackson – Remember the Time
- #4 Jade – Don’t Walk Away
- #5 En Vogue – My Lovin’
- #7 Vanessa Williams – Save The Best For Last
- #6 Chuckii Booker – Games
- #8 Boyz II Men – End Of The Road
- #9 Luther Vandross & Janet Jackson – The Best Things in Life Are Free
- #10 Babyface feat. Toni Braxton – Give U My Heart
- まとめ
1992年 R&B ベストソング 10選
#1 Mary J. Blige – Real Love
#2 TLC – What About Your Friends
#3 Michael Jackson – Remember the Time
#4 Jade – Don’t Walk Away
#5 En Vogue – My Lovin’
#7 Vanessa Williams – Save The Best For Last
#6 Chuckii Booker – Games
#8 Boyz II Men – End Of The Road
#9 Luther Vandross & Janet Jackson – The Best Things in Life Are Free
#10 Babyface feat. Toni Braxton – Give U My Heart
まとめ
【Back to 90’s】 1992年 R&B ベストソング 10選でした。いかがでしたでしょうか。かなり定番ばかりになってしまいましたが、ここから2~3年はまさに90年代R&B黄金期突入といったところでしょうか。
93年以降も振り返っていきたいと思います。
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