カナダ、トロント出身のチェリスト、ドラマー、シンガー、プロデューサーで現在はLAを拠点とするMichael Milosh(マイク・ミロシュ)によるソロプロジェクト、 Rhye (ライ)。
2013年にQuadron等を手掛けていたデンマークのプロデューサー、 Robin Hannibal(ロビン・ハンニバル)との共同制作によってデビューアルバム「Woman」を発表しPitchforkのベストアルバにも選出される評価を得ています。
続く2018年には「Blood」、2019年「Spirit」をリリースしています。
ヴォーカルが男性・・・とは思えない女性的な歌声とロマンティックで官能的なサウンドは、まるで”Sade“のアルバムでも聴いているようで、エレクトリックピアノ、ギター、クラリネット、ヴィオラ、フレンチホーンを見事にミックスした『ベッドルームR&B』なんて言われるメランコリックでリラックスした世界観が魅力。
が、Michael Milosh本人はSadeのファンではないと主張しているようです。
Rhye : Review(レビュー)
Rhye – Count To Five
ソリッドなビートとギターリフが印象的なインディR&B、東京を含む世界6都市でダンサーがパフォーマンスするMVもGOOD
Rhye – Song For You
アコースティックで内省的なアーバンポップ。郷愁と哀愁が入り混じる濃密なRhyeの世界観。
Rhye – Needed
2019年作「Spirit」より。よりダークに、よりディープにハマッていくMoses Sumneyのような静寂に包まれた世界観。
Rhye – Last Dance
2013年「Woman」から。ギターカッティングとキーボードが印象的。中性的なマイク・ミロシュのボーカルが官能的に響き渡る良曲。
Rhye – Summer Days (Roosevelt Remix)
2017年にシングルリリースのみされている夏の歌。ドイツのプロデューサー、Rooseveltによるインディポップな曲。
Rhye – NPR Music Tiny Desk Concert
NPRのTiny Desk Concertの模様。キャンドルライトの光が煌めく美しいパフォーマンスです。
<Set List>
“Please”
“Taste”
“Song For You”
まとめ
家でまったり聴きたいベッドルームR&B、 Ryhe (ライ)でした。ロマンティックで官能的、マイク・ミロシュのセンシティブなボーカルは家の中でじっくり、そのまま心地良く落ちるぐらい寝る間際に聴き来たくなる曲ばかりでした。