メキシコ出身でアメリカで活動するギタリスト、シンガーソングライター、プロデューサーのFabi Reynaによるプロジェクト、 Reyna Tropical (レイナ・トロピカル)。
2016年にレッドフルアカデミーで出会ったFabi ReynaとNectali “Sumohair” Díazによって結成され、2018年EP『Reyna Tropical』でデビュー。
NPRをはじめ各音楽メディアで高い評価を獲得し、各地のフェス出演や”エレクトロ・トロピカル”のスター、Bomba Estereoのツアーサポートなども経験。
しかし2022年にNectali “Sumohair” Díazが急逝してしまい、その後Reynaによるソロプロジェクトとして活動。戸惑いつつも2人で目指した自然との調和、トロピカルディアスポラの文化的伝統を継承した音楽を探求。
2024年3月には初のフルアルバム『Malegría』をリリース。”ディアスポラの生活の多孔性の鋭い探求”(ピッチフォーク)、”クィアのアフロ文化の嵐のような祝典”(ドイツFM局)と各メディアから高い評価を受けた、脈打つビートにトロピカルディアスポラの精神性を色濃く反映させた官能的かつワイルドな作品になっています。
Reyna Tropical : レビュー
Cartagena
軽快なクンビアトラックが高揚感をもたらす夏にピッタリなサウンド。
Pajarito
透明感のあるエレクトロサウンドに仕立てたミッドテンポ・エレクトロ・トロピカル。
Encerrada
アメリカのラテンフォークバンド、Y La Bambaとの2021年作コラボ。
トロピカル・ディアスポラミュージックの祭典、 Reyna Tropical (レイナ・トロピカル)でした。
“トロピカル”とはサルサ、メレンゲ、バチャータ、クンビアなどの中南米ラテン音楽の総称で、ディアスポラとはその文化の分散(民族的・音楽的離散分散)を指しています。