【2021洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 10選 イギリス編

【2021洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 洋楽ライフ
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2021年に新たに注目したいイギリスを拠点にする新鋭アーティスト10組をご紹介します。

ポップ、インディロック、ヒップホップなど様々なジャンルよりイギリスで注目を浴びているアーティストを10組、今回はロンドンのインディ系音楽メディアであるNOTIONで発表された”Ones To Watch 2021: The 10 Artists to Look Out For This Year“の記事で紹介されている10アーティストをプロフィールとともにご紹介します。

また、上記記事で「2021年の目標」を語っている記事を引用して掲載しています。

https://notion.online/ones-to-watch-2021-10-artists-to-look-out-for/

まだまだ日本では紹介されてないアーティストも多いので早速チェックしていきましょう!

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【2021洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 10選 イギリス編

#1 Baby Queen

Baby Queen

南アフリカのダーバンで生まれ、現在はロンドンを拠点としているマルチインストゥルメンタリストでシンガーソングライター、Bella Lathamのステージネーム、Baby Queen (ベイビー・クイーン)。

「内省的なインテリジェントアンチポップ」を標榜したティーンエイジャーで、Z世代の生活にフォーカスしたほろ苦くも爽快なグランジポップを展開する超若手アーティスト。

2021年の目標:ファーストアルバムを書き始めたんだけど、できる限り素晴らしいものにして、最終的には重要だと感じるものを完成させることに集中しているわ。今回はアーティストとして自分をプッシュして、違う方法で制作のプロセスを探求したいと思っているの。

Baby Queen – Want Me 

Baby Queen – These Drugs

 

#2 Jelani Blackman

Jelani Blackman

ウェストロンドン出身のラッパー、 Jeni Blackman (ジェニ・ブラックマン)。

シエラレオネとアイルランド人の血を引く母親とインド系の父親の下に生まれた独特な雰囲気と低音が良く響く声質で、NotionをはじめBBC Radio 1、BBC Radio 1Xtra、BBC Introducing、Hypebeastなど各メディアでも取り上げられ、A Colors Showにも出演を果たし、オルタナティブ・ラップアーティストとしてここ最近急速に台頭してきた注目のUKラッパー。

2021年の私の目標:2021年の目標は、最終的に再びヘッドラインショーを行い、プロジェクトを発表すること。これらの両方を行わずに1年を終える方法はありません。

Jelani Blackman – Hello

Jelani Blackman – Tricky

 

 

#3 Hope Tala

Hope Tala

ウェスト・ロンドンを拠点とするモダンでメロディアスなボサノヴァ系ネオソウルを奏でる新星シンガー/ソングライター、 Hope Tala (ホープ・タラ)

当ブログでも取り上げている注目アーティスト。

Hope Tala / 知性溢れるボサノヴァ・ネオソウル
ウェスト・ロンドンを拠点とするモダンでメロディアスなボサノヴァ系ネオソウルを奏でるシンガー/ソングライター、 Hope Tala (ホープ・タラ)。そのサウンドとボーカルは知性と情熱に溢れ、インディア・アリーやエイドリアナ・エヴァンズなどを彷彿とさせる洗練されたジャジーネオソウルです。

ジャマイカ人の父とアイルランド系イギリス人の母親も元で育った影響があるのか、ボサノヴァやラテンのコードとソウルミュージックをポップにブレンドした音楽スタイルは知性と情熱に溢れ、インディア・アリーやエイドリアナ・エヴァンズを彷彿とさせるクールさが光る期待の癒し系R&B~ネオソウルシンガー。

「All My Girls Like To Fight」はオバマ前アメリカ大統領のお気に入りナンバーとしても話題に。

2021年の目標:今年こそは自慢できるデビューアルバムを作りたいです!

Hope Tala – All My Girls Like To Fight

Hope Tala, Aminé – Cherries ft. Aminé

 

#4 Bklava

Bklava

サウスロンドン出身のUKハウス・ガラージ系シンガーソングライター兼プロデューサー、 Bklava (バクラヴァ)。

Bklavaとは地中海地域から中東の伝統的なスイーツからつけられたもので、彼女の母親のルーツがレバノンにあることから取られたもの。

10代前半からフォークロックやロックのソングライティングをしており、名門BRITスクールを卒業ののちにダンスミュージックに出会い傾倒。今ではUKガラージのトップレーベルMinistry Of Soundの注目アーティストに成長した25歳。

2021年の目標:2021年の一番の目標は2作目のEPですが、それ以外にも、自分のことを精一杯見て、新しい言語を学んで、また舞台に立ちたい!と思っています。外に出たいと思っているんだ。レイブに必死なんだ。他の人とのつながりを感じるためには、自分の人生にレイヴが必要なんだ。自分のライブパフォーマンスを次のレベルに引き上げて、人々の心を吹き飛ばしたいと思っている。

Bklava – Back to Then

Bklava – Hot Shot

 

#5 Joesef

Joesef

スコットランド、グラスゴー出身のミュージシャン、シンガー、 Joesef (ジョーセフ)。

エイミー・ワインハウスや最近ではアーロン・フレイザーのようなシルキーなネオ・ヴィンテージソウルなんですが、もっとドリーミーというか叙情的というのか、非常に繊細さと暖かみのある世界観に引き込まれていく内容が素晴らしいです。

2021年の目標:アルバムを書いて、うまくいけばショーをやって、誰かと握手して、誰かの手を握れるようになりたいと思っています。

Joesef – Comedown

Joesef – Loverboy

 

#6 Lost Girl

Lost Girl

イギリス、レディング出身のシンガーソングライター、プロデューサー、 Lost Girl (ロスト・ガール)。

Instagram上にアップしたYxng Baneの2017年ヒット「Rihanna」のカバーが口コミで広まり、ラッパーのTinie Tempahのプッシュもあり名門アイランドレコードと契約。

90年代風の2ステップやUKガラージを、独自のセンスで現代風にポップに仕上げたサウンドが魅力的。

2021年の目標:第一に、幸せで健康であり続けること。第二に、より多くの曲を作り続け、自分の考えを音楽に落とし込むこと。そして最後に、ライブをすること! ステージに立ちたくてウズウズしてるわ。

Lost Girl – I Won’t Give Up

Lost Girl – Lazy Love ft. Ivorian Doll

 

#7 Lowertown

Lowertown

アトランタ出身で現在はロンドンを拠点とするOlivia Osby、Avsha Weinbergによるオルタナティヴロック男女デュオ、 Lowertown (ロウワータウン)。

学生時代数学の授業を一緒に受けていたことがきっかけで意気投合し結成されたそうで、Avsha(男子)のギター、ドラム、ベースと幼少のころに習っていたクラシックピアノの影響によるローファイで素朴、そして青春が詰まったような甘酸っぱいサウンド。

2021年の目標:オリビア:ソロプロジェクトで何か曲を落としたいと思っているし(前回は2020年の1月だったから)、プロデュースをもっと上手くなりたいし、2022年のツアーに向けてライブをもっと上手くなりたいし、ドラムかベースのどちらかをもっと上手くなりたいと思っている。

アヴシャ:あとは、ここ数年何も落としていないので、ソロプロジェクトで音楽を落としていきたいです。あとは、もっといい音楽家になって、クラシックピアノの演奏にも力を入れていきたいです。あと、電子楽器を作りたいですね。

Lowertown – Praise That Shitty House

Lowertown – Best Person You Know

 

#8 Nayana IZ

Nayana IZ

インド生まれ、ウェストロンドン出身の女性ラッパー、ボーカリストの Nayana IZ (ナヤナ・アイ・ズィー)。”NAYANA”とはヒンディー語で「美しい目」の意味。

スパイシーなビートにジャズやインド音楽のエッセンス、MF Doomから多くの影響を受けたというラップ&ボーカルが冴える、なかなかの存在感を放つUKの新星女性ラッパー。

2021年の目標:この次のプロジェクトをリリースします。これは私がとても誇りに思っており、次に何が起こるかを確認します。これは私の2番目のプロジェクトで、前回とはかなり異なりますが、リスナーに見せるために待っていた部分です。

NAYANA IZ – TNT 

NAYANA IZ – partner in crime

 

#9 Priya Ragu

Priya Ragu

南インドやスリランカ北部のタミル民族の血を受け継ぐスイス人ミュージシャン、 Priya Ragu (プリヤ・ラグー)。

R&Bをベースに、メジャー系のサウンドの中にオリエンタルな雰囲気を詰め込んだデビューシングル「Good Love 2.0」がRolling Stone India, VH1 India, Radio 1, 1XTRAなどで注目を集め、友人であるラッパーのOddiseeの新しいEP「Odd Cure」へも参加。

彼女のキャラクターが、なかなか今までにない雰囲気として良い味出したサウンドとして反映されていて、今後面白い存在になるのではないかと期待したくなる逸材。

2021年の目標:(プロデューサーでもある)お兄ちゃんと一緒にもっとジャムを作って、最高にイカれたビジュアルでリリースしたいわ。

Priya Ragu – Good Love 2.0

Priya Ragu – Chicken Lemon Rice

 

#10 Rose Gray

Rose Gray

イーストロンドン出身のシンガー、 Rose Grey (ローズ・グレイ)。

90年代のレイヴミュージックからダンスポップ、00年代のバレアリックやインディダンスを取り入れたノスタルジック感のあるエレクトロポップは、曲ごとに多彩な色合いで楽しませてくれます。

2021年の目標:混雑しすぎて汗だくのクラブに入った後、夜中の3時につまずく…そんなフレーズが口から出てくるとは思いませんでした。そして、もちろんライブをして、できれば日が沈む頃にフェスで演奏すること。

ROSE GRAY- Easy

ROSE GRAY – Save Your Tears

 

まとめ

【2021洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 10選 イギリス編でした。

Hope Tala以外は当ブログでも初度登場のアーティストばかりでした。Priya Raguはイギリスではなくスイス拠点でした。

それと、イギリスの歴史的関係性のある中東~インドやジャマイカのバックグラウンドがあるアーティストが台頭してきているところも興味深いですね。

▼2022年版はこちら!

【2022洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 9選
【2022洋楽】 注目すべき新鋭アーティスト 9選、2022年に新たに注目したいイギリスを拠点にする新鋭アーティスト9組をご紹介します。あなたのお気に入りが見つかったら早速チェックしてみてくださいね!