LA拠点で最近はロンドンでも活動するギタリスト、シンガーソングライターの Deb Never (デブ・ネバー)。
セッション・ギタリストとしてキャリアをスタートさせた後、LAのクリエイティブ集団WEDIDITのD33Jとチームを組み、アルバム『Infinity 33』の収録曲「Nothing Left」と「Heading South」に参加。
2019年にはLAの人気オルト・ヒップホップバンド、Brockhamptonの「No Halo」にフィーチャーされるなど、LAオルトヒップホップ界隈での存在感を示してきており、カナダの新鋭女性ラッパー、Tommy Genesisともコラボレーション、ツアーを行っています。
自身のデビューは2019年EP『House on Wheels』で、WEDIDITのメンバーであるShlohmoとD33Jによるトラップビートとグランジ系ギターサウンドの融合が展開され、2021年にはアルバム『Where Have All the Flowers Gone?』をリリース。
このアルバム『Where Have All the Flowers Gone?』ではJam CityやMichael Percyといったイギリス人プロデューサーを迎え、ベッドルームポップ、ヒップホップ、インディーロック、エレクトロニックポップが組み合わされた、今までのヒップホップ寄りの印象からよりポップへと傾倒した内容で、Deb Neverの歌声とも非常にバランスの取れた良い作品になっているのではと思います。
Deb Never : レビュー
Funky
『Where Have All the Flowers Gone?』収録3曲。どの曲もポップ路線ですがグランジ、ヒップホップ、エレクトロニックが絶妙なバランスで溶け合ったエモスタイル!
Someone Else
Sweet & Spice
オルタナティブ・ポップ界の有望ギタリスト、 Deb Never (デブ・ネバー)でした。
見た目からもわかるようにアジア(韓国)系の貧困と差別の中で育ち、女子であること、ゲイであること…さまざまなことが不利に働いてきた中で、「人生においてやりたいことは何でもできるという希望を与える人になりたい」と語っています。
今後のさらなる活躍に期待したいですね。