オーストラリア出身で高校卒業後にベルリンに移住し活動する、70年代ディスコサウンドや80年代リバイバルなポップを展開する5ピースバンド、 Parcels (パーセルズ)。
Daft Punk初のプロデュースで話題になった2017年リリースの”Overnight”、このバンドの象徴的なシンセポップサウンド、”Hideout”を、フランスの音楽シーンにおける重要レーベルである「Kitsune」からリリースし今注目されているバンドです。
そして、2018年10月12日に待望のデビューアルバム、”Parcels“がリリースされました。
アルバムリリース前からシングルカットされていた上記2曲の他、爽快なサーフロックを思わせる「Tieduprightnow」や’70年代の光り輝くディスコダンスフロアのような「Lightenup」など、70年代~80年代ポップスシーンリバイバルと、現代のシンセポップトレンドを見事に融合させたサウンドがParcelsのサウンドとして確立されてきた中でのアルバムリリースということで、1stアルバムから完成度高いのではないかと期待が持てます。
Review(レビュー)
Overnight
“Get Lucky”をよりライトなポップチューンにしたような、聴けばすぐにそれとわかるダフトパンクプロデュース作!
Hideout
ノスタルジックさと哀愁が交錯するParcels的ソフトロックサウンド!
Tieduprightnow
あまり「海」のイメージが沸かないバンドなんですが、前2曲と系統は一緒でありながらも爽やかな春夏系サウンドに仕上げています。
Lightenup
ビージーズっぽい70年代的サウンドの中にイマドキなディスコ・ポップを巧みに取り入れてますね。
Tape
Tideuprightnowに近いキャッチーで軽快なディスコポップ。
Parcels – Herefore Sofar London LIVE
2016年のロンドンでのライブシーン、恐らく高校卒業してそんなに経ってないんじゃないかな?・・・でこのクオリティ。
まとめ
注目の若手5ピースシンセポップ・バンド、 Parcels でした。
まだまだフレッシュな5人組ですが、サウンドがかなり完成されていますね。
BreakbotやJusticeなどのEd Bangerレーベル勢ともリンクしそうなヨーロッパ・シンセポップサウンドでした。