ミネソタ出身の女性3人組、 KING (キング)。Amber(アンバー) StrotherとParis(パリス) Strother のストローザー姉妹に、その友人Anita Bias(アニタ・バイアス)によるR&B~ネオソウルグループ。女性だけどキング。
ジワジワきてます。ここにきてジワジワと彼女たちの良さを、まさにスルメのように噛みしめています。
2016年“We Are KING”でアルバムデビューしプリンスやエリカバドゥも絶賛した完成されたクオリティに、各レコード評やBandcamp,NPR Music,Pitchfork等でも話題になってたので軽く聴いてはいましたが、当時はなんか単純に地味だなぁ・・・なんて感覚でしかなかったのですが、なんだか最近とてもこの世界観が心に染みてくるようになりました。どんな心境の変化があったかはわかりません。いや、単純にちゃんと聴いてなかった・・・ってだけのような気が。
だいたい彼女たちはかなりの実力の持ち主で、パリスは名門バークリー音楽大学卒だったり、 Robert Glasper のソングライティングや Robert Glasper Experimentでもボーカルフィーチャーされたり、アンバーはForeign Exchangeのボーカルを務めたりとキャリアは充分です。
なにしろこのメロディアスと、どこかレトロかつ未来的なソウルミュージックを思わせる世界観を是非堪能してください。
KING : レビュー
KING – The Geatest
この” We Are King “のハイライト。大のお気に入り。レトロ感のあるビートに包み込むようなボーカルが何度聴いても飽きない人生賛歌!
KING – In The Meantime
メロディアスで浮遊感たっぷりなチルアウトな一曲。
KING – Hey
初めて彼女たちを知った曲。2011年のシングル”Hey” 、この曲はKendrick Lamarのアルバム”Section80″の”Chapter Six”でサンプリングされています。
アルバム試聴はこちらから。