スウェーデンの4人組ソフトサイケ~ミクスチャーポップバンド、 Dina Ögon (ディナ・オゴン)。
スウェーデン・ヨーテボリ出身の女性シンガーソングライターAnna Von Hausswolffのバックギタリストや、近年話題だったスウェーデンのシークレットアクト、Sven Wunderのレコーディングにも深く関わってきたDaniel Ögrenを中心に結成。
2021年に1stアルバムとなるセルフタイトル『Dina Ögon』をリリース。
まだまだこのバンドとしては始まったばかりですが、女性ボーカリストのAnna Ahnlundは2010年代前半からソロとして活動しており、ベースのLove Örsan、ドラムのChristopher Cantilloもまたミュージシャンとして前途のSven Wunderなど様々なプロジェクトに参加する経験値の高いメンバーで構成されています。
Dina Ögonとはスウェーデン語で「あなたの目」という意味だそうで、「明るい日々のための音楽。そして踊って夢見るための音楽」をビジョンとして掲げており、自分たちの作品を「Fleetwood Mac、Eric B & Rakim、Khruangbin、そしてモータウンのB面シングルを混ぜ合わせたような作品」という、分かるようでイマイチわからない表現をされていますが、、、確かになかなか一言で言い表せられないのが正直なところ。
無理やり言うと、ボサノバ、ラウンジ、R&B、ジャズ、ファンク、フォーク、サイケが北欧の透き通るような空気の中で一つになるとこうなった・・・というやっぱりちょっと何言ってるのかわからない表現になってしまうんですが、とりあえずすごくイイ味出しているので聴いてみましょう!
Dina Ögon : レビュー
Mormor
2023年最新作。70’sフィール溢れるなんとも言えぬ心地よい風を感じるスウィートサウンド。
Tombola 94
リズミカルで軽快なタッチの演奏にAhnlundの存在感のあるボーカルが乗るポップグルーヴ。
Oas
清涼感のあるフォーキーなアンサンブルが夢心地になる楽園サウンドトラック。
Dolus & Culpa
これなんか正にKhruangbinとモータウンのB面を合わせたような不思議なサイケ感とレイドバック感を味合わせてくれます。
スウェーディッシュ・ソフトサイケバンド、 Dina Ögon (ディナ・オゴン)でした。
どの曲も非常に味わい深くどこか懐かしさを感じる楽園系サウンドですね。