ロンドンを拠点に活動するミュージシャン、シンガー、DJ、プロデューサーの Lou Hayter (ロウ・へイター)。
マーキュリー賞にもノミネートされたバンド、NYPC(ニュー・ヤング・ポニークラブ)のメンバーとして活動、脱退後はフランスを代表するエレクトロニックアクト、AirのJB Dunckelとのコラボレーションデュオ「Tomorrow’s World」を結成し話題に。
DJとしての活動もこなしており、シャネル、ミュウミュウ、クロエ、ポール・スミスといった有名ブランドのファッションショーやイベントのサウンドディレクション、スーパーバイザー、DJとしても活躍しています。
2021年に初のソロアルバム『Private Sunshine』をリリースしており、今までの音楽活動がどのように反映されているのかと思いきや、前身2バンドとは似て非なるポップでスタイリッシュな80年代リバイバル的な内容になっています。
その『Private Sunshine』からご紹介します。
Lou Hayter : レビュー
Time out of Mind
80年代ブリットポップをオマージュしたような曲。どこかDonny Benétとも共通するB級っぽさが一周回って魅力的。
Still Dreaming
マドンナのデビューアルバム『Burning Up』っぽいですね。ビンテージ感のあるスタイリッシュシンセポップ。
ファッション×音楽界でマルチな才能を発揮するクリエイター、 Lou Hayter (ロウ・へイター)でした。
彼女が大好きだというアシッドハウスや、マドンナ~ヒューマンリーグなどの80年代のエレクトロポップヒット、フューチャーポップ、ディスコのエッセンスを彼女のセンスでフィルターをかけた、その時代を知っている人も知らない人も楽しめるなかなか面白い作品ですよ。
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